「この空き家住む？」と言われて住めるかな？

古民家カフェや雑貨屋さん

「古い建物を活用して」

「DIYで費用抑えて作ったんですよ」

素敵な味のある空間が手に入って

しかも費用は少なく

憧れる人も多いと思います。

 

そんな風に「空き家活用」が話題に出ますが、

実際に空き家に住む、使うって、

結構ハードル高いと思うんです。

府中市へ移住して2年経ちましたが、

移住当初は空き家に住む案もありました。

物件案内してもらったのですが、

「暗くて何だかじめじめしてる」

「床、ふわふわしてない？」

「内部も外部も壁ボロボロ、ベランダ落ちそう」

「アスファルト壁のお風呂寒そうだし、そもそもお湯沸くの？」

それまで住んでいた、新築マンションとのギャップがありすぎて「いやいや、住めないでしょう」と思いました。

 

『多少使用感があっても、住めないことはないよね』

『ちょっとくらい改修にお金かかっても、家賃安いなら全然問題ないよ』

空き家をそんな風に考えていると、とんでもない。

その通りなんですが、とてもそんな風には思えない。

実際見たときに怖気づいてしまいました。

 

・空き家を活用したことがある（経験者）

・よっぽど覚悟を決めている（しっかり勉強したか、危機的状況）

・何となくできる気がしてしまう（天才）

どれかでないと、空き家を使うのは難しいのではないかと思います。

 

今関わっている空き家も、最初は「正直住めないな」という感想を持っていました。

物があふれてて、雨漏りもしてて、

水回りは使用感たっぷりでなんだか使いたくない感じ…

　

でも片づけてみたら、結構きれいになって、作業してて愛着も出てきて、

何だかいけそうな気がしてくる。

 

 

1人で「ここどうぞ使って」と言われたら全然できる気がしないのに、

「ここいいじゃん、やろうよ！」という仲間がいて、

実際やっていったら何だかできてしまう。

 

しっかりビフォーアフターを見せられたり、

実際に一緒に作業できる仲間がいたり、

作業を通して自分が出来るか考えてみたり、

一歩踏み出してみるには、とっても大切なことだと思いました。

 

余談ですが

そんな実体験・学びをしたいな と思ったら

 

ふらっと うっかり 遊びに来てみてください。