Team360

空き家でリノベーション、民泊にチャレンジ中!

雨漏り補修⑤瓦を支える瓦桟

防水のルーフィングを敷いたあとは、瓦を引っ掛ける瓦桟という木材を留めつけます。(↓の木材です)

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瓦桟は下地の垂木がある位置で固定しますが、ルーフィングが敷いてあると位置がわからないので、まずは位置出し(墨出し)から始めていきます。

 

墨壺(すみつぼ)という道具を使います。

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スポンジ部分に墨汁を染み込ませ

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墨汁をつけた意図をはじき、印をつけます。

 

以前、床組の工事でも使っていました。 

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私が下手すぎて、本来1本だけの線がたくさんついたり

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数人がかりで頑張ったりした、直線を出すことの出来る大工さん必須アイテムです。

 

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しっかり印をつけきれないところは鉛筆も使い

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ルーフィングの上に瓦桟を留める位置に印をつけました。

今の製材されたものと違い、昔は曲がりもある木を使って家を作っていたので、位置が等間隔でないのが難しいところ。

 

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必要な長さに木材をカットして

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留めていきます。

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新しく取り付ける瓦桟(左)と元の瓦桟(右)

今手に入る材料は大きさが違うのですが、これも補修の難しいところ。

大工さんに確認して、瓦の下地であれば問題ない範囲ということだったので、きっちり大きさを合わせる加工の手間は省いて設置していきます。

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今回はインパクトドライバを使用し、ビスで留めしました。

エアー釘打ち機で留めるのもOKです。

 

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瓦を載せる準備が整ってきました。

 

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養生をするのもあと少し。

ブルーシートはとっても滑りやすいので、使うときはご注意を!!