宿開業への道①まずは市役所行ってみた
「ここ、民泊できるんじゃないかな?」
友人の所有している空き家にて、こんな話題で盛り上がりました。
たしかに、空き家といえど綺麗で立派な建物。
今年に入ってガス、電気、水も使えるようにしているので、なんだかすぐ出来そう。
しかし、違法民泊などと話題になるほど、今法律がグレーな状態。
「せっかくやるならちゃんと許可取ってやりたいよね。」
というわけで、やって来ました、尾道市役所!
今回検討する建物の所在が尾道市なので、まずは「旅館業 尾道市」とインターネットで調べました。
市民生活部環境政策課と出てきたので、早速その課へ。
「すみません、旅館業について教えてもらいたいんですが」
突然の問い合わせにもかかわらず、担当の方に説明をしていただけることに。
「宿やりたいんですけど、何をどうしたら良いですか?」
こんな旅館業初心者のための【旅館業を始める方に】という手引をいただきました。
旅館業法には4つの区分があります。
・ホテル営業
・旅館営業
・簡易宿所営業
・下宿営業
(ふむふむ、検討中の建物の使い方や規模を考えると、簡易宿所が一番良さそう。)
「簡易宿所を始めるには何が必要ですか?」
旅館業の営業許可申請の他、たくさんの関連法令があるようで…
【関係法令】
建築基準法、消防法、都市計画法、食品衛生法、水質汚濁防止法、風俗営業等の規制及び業務の適正化に関する法律、温泉法、建築物における衛生的環境の確保に関する法律、景観法、自然公園法、国際観光ホテル整備法、高齢者、身体障害者等が円滑に利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律(ハートビル法) 等
※尾道市役所ウェブサイトより抜粋
「いろいろ、法律があるんですね…」
担当「旅館業法以外の関連法については、各担当部署に確認をしてくださいね(にっこり)」
100㎡超えていなけでば住宅でも宿出来るよ!くらいの知識で行ったので、手続きの多さにびっくり。
オーナーに代わり、簡易宿泊、旅館、民泊などの許可申請を代行するサービスがあるのも頷けました。
うまくいくのか、宿開業。
担当各所の皆様に教えてもらいながら進めていくことにします。