何のために空き家を活用するのか

今日は定住支援を２０年ほどされてきた方とお話しました。
その方もIターン経験者で、自分の住む場所を愛していて、同じように思ってくれる人を支えようと頑張ってきた方。

「何のために空き家を活用するのか」

空き家が問題だから？
一軒でも埋まればいい？
人口が一人でも増えたらいい？

確かに、空き家が埋まる＋１も、人口が増える＋１も大変喜ばしいこと。
でも、地域に住み続けている人にとっては、移り住んでこようとする人にとっては、本当に大切なことはそこではない。

移り住むことは単なるスタート地点で、住み始めたそれからが大事。
だから、地域の仲間になってくれる人を求めているし、地域の仲間になりたいと思っている人も少なからずいる。

その地域にとって、来て欲しい人に来てもらう
その場所がどんな特性を持っていて
どんなまちにしていきたくて
そのためにどんな人に来てもらいたいのか

自分にとって、合う場所を選ぶ
その場所の特性とまちのビジョンが自分に合っているか
自分の目標が達成されるか
どんな人たちがいるか

地域の人も、住む場所を探している人も、合わないと思ったらお断りも問題なし。お見合いと一緒で、本当に合う人、合う場所で暮らしていくことが、双方にとって一番よいこと。

地域と人が結び付き、その間に家がある。
空き家を活用するのは手段であり、目的ではない。

肌で感じ、失敗や喜びを繰り返しながら得たお話は、とても重みがありました。
そして、これまでの経験を歌にして各地でライブをしていきたい、という楽しい野望も。

私がぼんやり思っていたこともスッキリ整理ができ、やらないといけないことも明確になり、とてもいい学びの機会をいただきました。
知り合えて、繋がりが出来たことも嬉しいこと！

府中にもライブしに来てもらおう。

想いのつまった歌はこちらから
｢空き家のロッケンロール｣
https://youtu.be/mJIOmaxdRmA