家に眠るお宝のこと
空き家に関わっていると、家に残っているものから時代ごとの流行りが伺えます。
そして年代物のお宝に出会うことがあります。
その当時を経験している方は、これ私も持ってた!懐かしいね、いいね、という感想が。
そんなとき、ふと思うのは
20年後、50年後は、何が残っているか。
今はモノにあふれ、価値観が多様化し個人の好みは千差万別。多くのものが手に入りやすく、また捨てやすくもなって来てます。
手に入れるのもとっておくのも、私達の選択次第だなと思いました。
余談ですが、空き家の片付けをしていての、私のハマるポイントがよくわかったので記録を。
古いものとか人の手で作ってあるというものが好きなのですが、
当時の生活が伺える
丁寧に作られたもの
使い込まれ、その家の歴史とともにある
物自体の価値もあると思うのですが、その背景にあるものが感じられると、ぐっとくるようです。
家族の誰かがこのネジを巻く係だったんだろうな
木目や、塗装がヒビ割れた文字盤すら愛おしい
この時計は家族のどんな時間を見てきたんだろう
あまり思いを馳せすぎると、空き家の片付けは進まないんですけどね。